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卒業生
藍野 昌弥

藍野 昌弥(千葉経大附)

都道府県:
高校:
学年:
2012 年卒
ポジション:
投手
投打:
右/右
身長:
180 cm
体重:
75 kg
データ最終更新日:2011年1月7日

寸評

 名門・千葉経大附のエースナンバーを背負う大型右腕。足をジワ~とゆっくり引き上げる、独特の間が、この投手の最大の持ち味。

(投球内容)

 独特の足を引き上げながら、腕を真上から振り下ろしてくる。球速は、常時130~ 135キロぐらいだろうか。変化球も、カーブ・スライダー・フォークなど一通りのものを持っている。これらの球を駆使してコースを突くのが、この投手の投球スタイル。特にこの間を意識していることからも、投球術などは相手を意識できて悪くない。コースを突くコントロールも安定し、適度なまとまりや総合力を持った投手だと言えよう。

 ランナーが出れば、しっかり目配せをして牽制。ボール処理も落ち着いていて、フィールディングも安定。ややクィックが、1.3秒前後と基準である1.2秒に比べると劣るのが気になるが、常にランナーを警戒することで走る隙を与えない。ただこの投手で気になったのが、それまで安定していた制球力を誇っていたのに、突然制球を乱すところ。精神的に不安定なのか、突如ピッチングを乱し交代させられたのには大いに驚いた。ただあっさり監督が交代させたように、こういったケースは珍しくないのだろう。

(投球フォーム)

 引き上げた足を地面に向けピンと伸ばすので、お尻は一塁側には落とせません。そのため見分けの難しいカーブや縦に鋭く落ちる変化球を身につけられるかは微妙です。ただ着地までの間は作れているので、ある程度の変化球までは修得できるはず。ただ絶対的な球種がなく、器用貧乏になる可能性は否定できません。

 グラブを最後まで内に抱え込めているので、両サイドの制球は安定。足の甲での粘りも悪くはないのですが、もう少し長い時間押しつけられるともっと粘りのあるフォームになると思います。腕の振り下ろしには、角度こそあれ無理な感じは致しません。故障などの可能性は、比較的少ないのではないのでしょうか。

「着地」までの時間が稼げている割に、体の「開き」は早くボールは見やすいです。また「球持ち」や「体重移動」も悪くはありませんが、もっと粘り強くすることが求められます。腕も強く振れているので、変化球との見分けは難しい。とりあえず「開き」の早さを、改善することから始めたい。

将来の可能性

 投球にそれほど凄みは感じませんし、大きな成長は感じられませんでした。しかし投手としての総合力は、それなりに持っていると思います。課題は、セルフコントロールと開きの早さ。まずは、この2点の改善を意識しつつ、パワーアップできてくると、大学などでの活躍も期待できるかもしれません。今後も、どのような成長を遂げて行くのか、まだまだ秘めたる能力が潜んでいそうです。

情報提供・文:2011.07.22  蔵建て男

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