朝山 広憲選手 (作新学院)

朝山 広憲

球歴:作新学院

都道府県:栃木

ポジション:一塁手, 左翼手, 投手

投打:右 / 左

身長:176.0 cm

体重:78.0 kg

学年:卒業

短評

観戦レポートより抜粋(2014年8月17日)  先制したのは作新学院。 1回表、2死走者なしから3番朝山広憲(2年)が1ボールからの2球目を逆風の中、甲子園最深部の右中間スタンドに低いライナーで突き刺した。ごく小さい動きで打ちに行く直前の「トップ」という形を作る――これは安定して打てる打者に共通する好打者の法則のようなものである。  先発の藤沼 卓巳(3年)が4回に1点入れられると、5回からはホームランを打っている朝山をリリーフに送り込んだ。 昨年も甲子園で投げているのでファンには馴染みのある選手だが、投げることに関しては素人だと思ったのは、この朝山、プレートの真ん中を踏んで投げていたのだ。  ほとんどの投手は一塁側か三塁側か、ボールに横の角度をつけたい側に足をかけて投げる。プレートの真ん中に足をかけるというのはそういうボールの角度に対する思い入れがないということで、私には“素人度の高い選手”という認識になる。 この大会で他にそういう投げ方をしていたのは岡本和真(智弁学園・3年)しかいなかった。ともに打者として超高校級の評価を受けるという点で、似た者同士である。  走者を背負うと投げる球はストレートばかりになり、コースは外角に集中する。この素人度の高い本格派に沖縄尚学は苦戦した。 最速140キロ程度のストレートに思いのほかキレがあったのだ。5回以降、7回を除く5、6、8回には走者を得点圏に進めるが、得点したのは6回だけ。
更新日時:2014.08.18

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