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卒業生
押川 龍太

押川 龍太(延岡学園)

都道府県:
高校:
学年:
2011 年卒
ポジション:
一塁手
投打:
右/左
身長:
174 cm
体重:
66 kg
データ最終更新日:2010年11月8日

寸評

延岡学園の主将。打者として軸がぶれず鋭いスイングから強烈な打球を飛ばしていき、投手としては力強い腕の振りからマックス145キロをマークする。投打に高い才能を持った押川 龍太の将来性について考えていきたい。

(投球スタイル)
ストレート マックス145キロ
常時136キロ~140キロ中盤
カーブ 105キロ前後

上から力強く振り抜くことができているので、角度のあるストレートを投げることができており、威力は抜群。コントロールはアバウトだが、物怖じせずに腕が振れるのが強みで、140キロ中盤のストレートがズバズバとキャッチャーミットに収まる。カーブは腕が緩むのが気になる。全体的にアバウトで直球中心の投球だが、持っているものは悪くない。

(クイックタイム・フィールディングタイム)
クイックタイムは1.1秒~1.2秒台とまずまず素早いクイックができているが、コントロールは乱れているので、完璧なクイックができているとは言い難い。フィールディングはもっさりした感じは否めないが、動けている。投手で専念するのならフィールディングの動作をもっと鋭くすることが大事だろう。

(打者の攻め)
基本的に外角中心にストレート、変化球を投げ分ける投球。配球について考える余裕はなさそうで、ひたすら腕を思い切り腕を振っていくスタイルだ。コントロールは乱れてしまうが、思い切り腕を振ることができるからこそ140キロ台の速球を連発することができているのだ。この投手が実力を発揮する場面はランナーがいないとき。ここではリラックスしており、腕を強く振ることができている。三振を取っている場面が多いのはランナーがいないときだ。逆にいえば課題はランナーがいるときになるということになる。ランナーがいるときは球が高めに浮く傾向があり、普通の打者にも痛打されていることが多い。

(投球フォーム)
ノーワインドアップから入る投手。左足を巻き込むように上げていき、二塁方向に送り込んで着地していく。お尻を落とす捻転が効いたフォームなので、カーブ・フォークを投げる下地はできている。グラブを天に向けるように引き込んでいき、テークバックをコンパクトに取ってリリースしていく、肘を使いながら強く腕を振ることができている。課題としてはプレートを軸足が浮いてしまってしまうことで、ボールが浮きやすくなってしまうこと。そしてややアウトステップ気味で、開きも早いので、出所の見易さが気になった。まだ荒削りなところはあるものの、強く腕が振れる準備が出来たフォームで悪くない。

(打撃)
どっしりとした力強い打球を飛ばすスラッガー。軸がぶれないので、強いスイングができている。
スタンスはスクエアスタンス。グリップを高めに置いて膝を曲げてどっしりと構えている。投手の足が着地し、リリースしたところから始動を仕掛けるので、仕掛けとしてはかなり遅い。ぎりぎりまで引きつけ、持ち前の腕っ節の強さを活かしたスイングで飛ばしていく選手だ。大分工業戦では田中太一の速球を引っ張りライトフェンス直撃の長打。仙台育英戦では田中一也の145キロのストレートをレフト線の二塁打を放つなど、速球にはかなり強い選手である。彼の打法はポイントが限られる打法なので、変化球に対して脆さがある。

(守備)
一塁手としての動きは悪くなく、ミット捌きもうまく、ワンバウンドでも難なく処理ができる選手である。鍛えられている印象を受ける。

将来の可能性

投打において高いポテンシャルを持つが、まだ荒削りな選手。どちらに適正があるといったら、投手ではないだろうか。まだ本格的に投手を専念させていない段階でこれほどの投球ができる投手なので、指導力の高い指導者の下でやれば、どれほど伸びていくか非常に楽しみな選手である。野手としても雰囲気とパワーを兼ね備えた選手であり、面白い。

どちらを選択するかは彼次第。投手としても、野手としてもスケール感漂う選手に成長してほしい。

情報提供・文:2010.11.06  河嶋 宗一
  • 2010 年 11 月

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