西目 直生選手 (前橋)

西目 直生

球歴:前橋

都道府県:群馬

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:175.0 cm

体重:66.0 kg

学年:卒業

寸評

 昨夏の群馬大会前橋育英戦(2013年07月23日)で、同じ2年生の高橋光成と投げ合った投球が印象的だった 西目 直生 。あれから一年、どのぐらい成長しているのか気になっていた。MAX142キロまで球速を伸ばし、群馬注目の球児として名前があがるまでになっているという。 (第一印象)  残念ながらボールの勢い・投球内容共に、前年の内容の方が良かったように見えます。たまたま見た試合が悪かったのかもしれませんが、身体が重苦しく下半身の粘りもイマイチ。イメージ的にはちょっと懐かしい名前だと思いますが、花咲徳栄城西大に進んだ、小沢 太一 という投手を思い出します。 (投球内容) ゆったりしたモーションから、サイドハンドに近いスリークオーター。昨夏は、常時135~140キロぐらいの勢いがあり、ボールも手元でキレていました。しかし今年は、常時120キロ台後半~130キロ台中盤ぐらい。ボールも手元でキレるというよりは、少し重い球威型に変わっていたように思います。テンポの良いリズム感が持ち味だったのですが、この試合は重苦しく変化球とのコンビネーションも冴えませんでした。 <長所>  腕を強く振って身体に絡んで来るので、速球と変化球の見極めがつき難いのが良いところ。  腕の送り出しに無理がなく、故障のし難いので鍛えがいのある素材ではないのでしょうか。    <課題>  着地までの粘りがもう一つで、体の開きも早くなりがち。どうしても打者からは合わされやすいので、もう少しボールを隠すなり、着地を遅らせるなどの工夫が欲しい。  グラブが抱えきれず遊んでしまうので、コントロールがアバウトになりがち。特に右打者には安定しているのですが、左打者に対してはアバウト。
更新日時:2014.08.10

将来の可能性

 昨夏にはすでにある程度のレベルまで来ていたので、今年思ったほど評判になっていないのが気になっていました。なるほどその投球を見てみると納得で、やや伸び悩んだ感は否めません。文武両道の学校のようなので、卒業後も国立大あたりで野球を続けてくれることを期待します。持っている能力は魅力的なので、更に資質を伸ばせるようだと上のレベルでも目立つ存在になるのではないのでしょうか。今後も期待して、見守ってみたい一人です。
更新日時:2014.08.10

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