西岡 寿祥選手 (早稲田実業)

西岡 寿祥

球歴:早稲田実業

都道府県:東京

ポジション:遊擊手

投打:右 / 左

身長:172.0 cm

体重:77.0 kg

学年:卒業

寸評

 新2年生ながら早実の遊撃手を任され、反応が鋭い素晴らしい守備を選抜では魅せつけてくれました。ただ打撃の方では、2試合で一本のヒットも放てないなど課題を残す大会ともなりました。 (第一印象)  新チーム結成以来の42試合で打率.311厘を残すように、全く打てない選手ではありません。ただまだ大舞台では、思うように自分の能力を発揮するまでには至らなかったようです。 (守備・走塁面)  打球への一歩目の反応が素晴らしく、それでいてフットワーク・スローイング共に実に安定しています。秋は42試合で15失策と安定感に欠けたようですが、一冬越えてだいぶ安定感を増したのではないかと思います。こと守ることに関しては、来年世代を代表する遊撃手となれそうです。  秋は、148打席で盗塁は6個。これをプロの規定打席である446打席で換算すると、1シーズンあたり18個ペースで走っていることがわかります。けして高校生としては多い数字とは言えませんが、動ける走力はあるようです。こうやって見てみると、守備の資質が図抜けていることがわかります。 (打撃内容)  チームでは2番打者として、つなぎ役に徹します。スクエアスタンスで構えるオーソドックスなスタイルで、始動は早めに動き出すアベレージ重視のスタイル。 <課題>  バットを引くのが遅れ、「トップ」の形をつくるのが立ち遅れています。また振り出しも、少し体から離れてしまっているので、もう少し上から叩く意識を持てるとスイング軌道が改善するのではないのでしょうか。  踏み込んだ足元もインパクトの際にブレないように、踏み込んだつま先を閉じ、開きを我慢できるようになると良いですね。
更新日時:2013.05.15

将来の可能性

 遊撃手としての資質が素晴らしいだけに、打撃と走力に磨きがかかるようだと楽しみ。選抜で結果を残せなかった苦い経験を、いかに今後に生かせるので真価が問われます。心身共に逞しくなった姿で、ぜひ甲子園に戻ってきて欲しいものです。
更新日時:2013.05.15

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