川井 洸輝選手 (水城)

川井 洸輝

球歴:水城

都道府県:茨城

ポジション:三塁手

投打:右 / 右

学年:卒業

寸評

 旧チームでは、一番・三塁手として出場。パンチの効いた打撃とボールに喰らいつく姿勢で、いかにも核弾頭といった感じの好選手。 (第一印象)  少しクローズドスタンスで構え、打球を徹底的にセンターから右方向に打ち返そうというこだわりを持っています。プレーの端々から、意志の強さが感じられるプレーヤー。 (守備・走塁面)  一塁までの塁間は、4.6秒ぐらいと正直早くはありません。これを左打者に換算しても、4.35秒ぐらいですから、高校生としても平均ぐらいでしょうか。この選手の場合、走力よりも打力と性格的なものを加味しての起用ではないのでしょうか。  三塁手としての動きは悪くありませんが、少し待って捕ってしまうところが残念。打撃での向かって行く姿勢を、ぜひ守備でも欲しいところ。地肩も、平均的ではないのでしょうか。 (打撃内容)  クローズドスタンスのせいもあり、全体のバランスや両目で前を見据える姿勢はイマイチ。始動も遅く、ボールをよ~く手元まで引きつけて叩くタイプ。ある意味、天性の二番打者タイプなのかもしれません。 <長所>  踏み込んだ足元がブレないので、外角や低めの球にも喰らいつくことができます。足の上げ下げが小さいので、目線がブレず、開きも我慢でき、軸足にも粘りを感じます。軸が、崩れないのが良いところ。 <課題>  始動が遅い分、打てるタイミングは限られます。それでもボールを絞り込んで、その球を逃さない「鋭さ」は持っていそう。バットの振り出しは良いのですが、少しバットの先端であるヘッドが下がるのが残念。この辺がもう少し良くなると、打ち損じが減ってフェアゾーンにボールが落ちる確率も高まりそう。
更新日時:2013.02.22

将来の可能性

 現状、守備でも打撃でも図抜けた存在ではありません。ただ気持ちの強さは目立つので、まだまだ伸びて行けるのではないのでしょうか。三塁守備の安定感を増しつつ、攻撃的な核弾頭として更なる成長を期待します。
更新日時:2013.02.22

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