本田 寛人選手 (伊勢崎清明)

本田 寛人

球歴:伊勢崎清明

都道府県:群馬

ポジション:捕手

投打:右 / 左

身長:171.0 cm

体重:67.0 kg

学年:卒業

寸評

 夏の大会では、選抜出場の健大高崎自慢の機動力を封じた強肩捕手。元々外野手だったのですが、チーム一の地肩が買われ、捕手にコンバートされました。そのため夏の大会では、背番号9をつけながらマスクを被っています。 (第一印象)  経験が浅いのもあるのでしょうが、捕手としての一つ一つのプレーが雑に見えるのが残念。まだ意識がそこまで行かないのかもしれませんが、未熟だからこそ丁寧にプレーする習慣を心がけたいところ。 (ディフェンス面)  ミットを投手にしっかり示さず、グラブを一度地面に着けてしまう癖があります。そのため少しでも、ボールがコースを外れると反応が遅れてしまいます。どうしてもボールを小手先だけで捕りに行ってしまい、全身で止めるプレーができません。次の動作への移行もワンテンポ遅れ、高い身体能力に頼っています。捕手というポジションに、あまり愛情が感じられません。ただ地肩は素晴らしく、塁間1.9秒ぐらいで投げ込めます。まだ送球が浮いたりもしますが、精度を高めれば相当なレベルまで行けるのではないのでしょうか。 (打撃内容)  スクエアスタンスで、バランスよく構えられます。打席では、アゴをグッと引いて集中力を感じます。始動がリリース直前と遅すぎるのが、打撃の幅を狭めているのが残念ですが。 <長所>  踏み込んだ足元がインパクトの際にブレないので、外の球をキッチリ叩くことができます。動作が小さいので、目線の動きが小さく、軸がブレません。  ヘッドスピードはシャープで、打球が鋭いのは良いところ。2年夏の時点で、チームの3番を任されていました。 <課題>  始動が遅すぎて、打てるタイミングが限られます。またスイングが、ある程度内にスペースが欲しいタイプ。ベース側に小さくインステップする分、内角の捌きは窮屈になります。タイミングだけでなく、打てるコースも限定されます。
更新日時:2013.02.20

将来の可能性

 強肩・強打のポテンシャルは光るものがありますが、捕手としてのプレーに疑問が残ります。もう少し捕手というポジションの面白さ、奥深さがわかって来ると、プレーへの取り組みも変わって来るのではないのでしょうか。群馬屈指の強肩捕手として、2013年度は注目される存在になるのではないのでしょうか。
更新日時:2013.02.20

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