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卒業生
青木 拓己

青木 拓己(関大北陽)

都道府県:
高校:
学年:
2011 年卒
ポジション:
遊撃手
投打:
右/左
身長:
181 cm
体重:
74 kg
データ最終更新日:2010年8月20日

寸評

この選手、関西に行くまでプロ注目の選手だとは知りませんでした。しかし現場では、複数球団のスカウトがマークするなど、ドラフト候補と言える選手です。

(プレースタイル)

チームの5番を担う選手で、右に左へと綺麗にはじき返す対応力の高さが自慢です。それでいて遊撃をこなす身体能力も兼ね備えるところが、プロからも注目される理由なのだと思います。

(守備・走塁面)

大型の遊撃手なんで、それほど動きに繊細さ・スピード感は感じません。高校生としては悪くありませんが、上のレベルでは、遊撃以外のポジションを担って行くことになるのではないのでしょうか。地肩も基準レベルぐらいで、際立ってそのスローイングに目を見張るものはありませんでした。守備・地肩とも、ドラフト候補としては可もなし不可もなしといった感じです。

走力に関しては、塁間4.4秒弱。しかしかなりこれは勢いを緩めていたので、実際のところ4.2秒前後ぐらいでは走り抜けられる走力はあるのではないのでしょうか。それでもこの数字は、プロの基準レベル程度の数字。そう考えると、上のレベルで足を売りにするほどのものはないのかなと思えます。その辺が、好打者でありながら打順が5番の理由なのではないのでしょうか。

(打撃内容)

右に左へと実に上手く打ち分けます。この対応力こそ、この選手の最大の魅力。ボールを捉えるセンス・打撃技術的には、なかなか面白いものを持っていると思います。ただその一方で、始動の遅さの問題や、まだまだ高卒プロレベルで、スイングの強さがないのはモノ足りません。

(意識づけ)

ネクストバッターボックスでは、投手の投球に注意を払い、タイミングを図るなどの意識はあるようです。そういった野球への姿勢は悪いように思えません。ただ素振りでのチェック・バックターボックスへの入り方、足場の馴らしなどを観ていると、それほど打撃へのこだわりは強くない、普通の高校生であるように思えます。高卒の野手がプロに行くには、一種独特の緊張感・集中力・プレーへのこだわりなどの意識の高さが欲しいのですが、残念ながらそういったものは感じませんでした。これからまだ、高いレベルの野球を経験することで、そういった意識づけも磨かれて行くでしょう。

将来の可能性

守備・走力は高校生としては悪くないのですが、プロで売りにできるレベルではなく特徴に欠けます。特に長打力があるタイプではないので、そういった総合力が高く求めれます。自慢の打撃にしても、まだ図抜けていると言うほどではありませんし、力強さなどがモノ足りません。

けして野球への姿勢が悪い選手だとは思いませんが、まだまだ野球で飯を食うんだと言うほどの強い意識は感じられません。そういった意味では、大学や社会人などで、もう少し揉まれてからの方が面白いと思います。プロに入る「旬」の時期は、もう少し先になりそうです。

情報提供・文:2010.06.12  PN 蔵建て男
  • 2010 年 6 月

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