センバツ出場の可能性残す鳥取城北 投打でチームを牽引する逸材に注目
鳥取城北(鳥取)は、昨年秋の鳥取県大会を制して、中国大会ではベスト4進出。3月開催のセンバツ出場の可能性が残っている。
今年のチームは主将である
河西 華槻捕手(2年)と、エース・
新庄 空投手(2年)のバッテリーを軸としたチームだが、原田 颯太外野手(2年)も見逃せない主力選手である。
中国大会では主に1番・中堅手を担っていたが、中国大会初戦・
益田(島根)戦では登板実績もあり、投打でチームを支えている。
中国大会3試合で打率.357を記録したアベレージヒッターは、ミートポイントに対して最短距離でバットを出していく。レベルスイングで振りだそうと意識しているのが、安定したバッティングに繋がっているといっていい。
大会では長打はあまりなかったが、木製バットを使ったティー打撃ではヘッドの重みを生かして快音を響かせていた。パンチ力は徐々に磨かれており、一冬越えた時が楽しみである。
新庄ー河西のバッテリーだけではなく、原田も投打でチームを牽引し、春以降のチームの躍進を支えるか。
更新日時:2023.01.24