高野 颯太選手 (三刀屋)
山陰地方に楽しみなスラッガーが!中国大会でも活躍した三刀屋の逸材に迫る
山陰地方に楽しみなスラッガーがいた。それが三刀屋(島根)の高野 颯太外野手(2年)だ。176センチ、92キロと恵まれた体格を生かした強打が自慢で、高校通算25本塁打をマーク。高卒プロを狙っている。秋の中国大会初戦、宇部鴻城(山口)戦では本塁打を含む3安打の活躍。三塁打が出れば、サイクルヒットの活躍だった。来年へ向けて評価が急上昇するかもしれない高野のパフォーマンスに迫っていく。 (打撃) 打撃フォームは、スクエアスタンスで、やや重心を下げ、バットをやや寝かせていた構えをしている。投手の足が降りたところから始動を仕掛けていき、すり足気味にタイミングを取っていく。トップを取った時、やや体の捻りを入れながらバックスイングを取っていく。インパクトまで無駄のないスイングができており、腰を鋭く回転させて、遠くへ打球を飛ばしていく。 (守備) 守備ではチャージ、スローイングを含め、まだまだ課題が多くある。守備でも魅せられる選手になると、もっと変わりそうだ。 今年の高校生世代では、トップクラスのパワーがある。山陰地方では数少ないドラフトを意識できるスラッガー。目標は高卒プロで、この1年、どんな成長を見せるのか、注目をしていきたい。
更新日時:2022.12.06