髙尾 響選手 (広陵)

髙尾 響

球歴:広陵

都道府県:広島

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:172 cm

体重:74 kg

学年:3 年

1年生ながらエース抜擢の経験も 広陵の1年生右腕・髙尾 響の成長に期待


 明治神宮野球大会の初戦で東海大菅生(東京)に勝利して、ベスト4入りを果たした広島広陵(広島)。主軸・真鍋 慧内野手(2年)に高校通算48本目となる1発が飛び出すなど、準決勝に向けて弾みがつく快勝だった。この試合に2番手で登板した髙尾 響投手(1年)には、入学してまだ2か月ほどでエースナンバーを背負ったという逸話がある。  直球は最速140キロ中盤だが、体で右腕を上手く隠して、リリースの瞬間だけ右腕を振り切る。鋭く振り下ろすことで、スピンが利き、縦に大きく曲がるスライダー系の変化球も鋭い。飯塚ボーイズ時代は、172センチ、68キロとがっちりした体格だったが、広島広陵に入学し、さらに下半身が太くなった印象を受ける。  その下半身の使い方は、適度に膝を曲げて上手く地面に力を伝えて投げているのが印象的。角度はあまりないが、全身のパワーを利用して球威や球質で押していける投手だった。  今大会は背番号11を付けているが、秋の県大会ではエースナンバーを渡されたことがあるのだから、その実力は首脳陣からも信頼されているものだろう。今大会でさらにアピールを続け、2年生の春以降の飛躍に結び付けることを期待したい。
更新日時:2022.11.19

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