平田 海智選手 (北陸)

平田 海智

球歴:北陸

都道府県:福井

ポジション:捕手

投打:右 / 右

学年:卒業

秋ブレークした北陸3番打者は、スローイングが武器の守りの要

 今秋、福井3位の北陸は北信越地区を制して、初めて出場した明治神宮大会で4強の成績を収めた。守りの要、平田 海智捕手(2年)は、スローイングを武器とした守りに定評がある。  強肩だけでなく、フットワークの素早さも特徴といえる。捕球してから素早く握り替えて二塁への送球をする際、軸になる右足を捕球寸前に引いて下半身から送球体勢を作っている。肩の強さだけでなく、こういうトータルな「二塁送球」で盗塁を刺している。  打線でも3番に座る。北信越大会では当たりが出なかったが、明治神宮大会の全国の舞台では安打をマークした。初戦の英明(四国・香川)戦、8回の逆転劇を演出する左前安打。英明の横手投げ、下村 健太郎投手(2年)の武器でもある内角低めに入ってくる「ナチュラルツーシーム」を上からしっかりたたいたライナー性の安打だった。フォームの型ができていないと生まれない安打で、3番打者としての実力を証明してみせた。  決して恵まれた体格ではないが、体全体からはパワーを感じる。来年春のセンバツでは、攻守にわたり活躍するに違いないと思っている。
更新日時:2022.12.07

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