竹内 颯平選手 (報徳学園)
恐怖の8番打者、報徳学園の「4割打者」は攻守のキーマン
昨年の秋季近畿大会で準優勝した報徳学園（兵庫）には「脅威の8番打者」がいる。近畿大会で「8番・遊撃手」でスタメン出場した竹内 颯平内野手（2年）は、4試合で15打数6安打、打率.400をマーク。チームの快進撃を下位打線から支えた。 投手のモーションに合わせて、左足を勢いよく上げてタイミングを計ると、腰の据わったスイングでバットから快音を響かせた。智辯和歌山（和歌山）、大阪桐蔭（大阪）戦ではともにマルチ安打を放って見せた。智辯和歌山戦では思い切り引っ張り、左翼線への二塁打を放って長打力があるところも見せた。 守備では柔らかい動きから捕球すると、長い腕をしならせるようにスローイングする。サイド気味でもスピードのある送球ができ、遊撃手としても素質は高い。三遊間へ抜けるような当たりでもスライディングキャッチして、膝をついたまま素早いスナップスローで二塁へ封殺するシーンも見られた。 聖地でも思い切りのいいスイングと、広い守備範囲で打球を止めるプレーを見せるつもりだ。
更新日時：2023.02.05