小林 驍汰選手 (昌平)

小林 驍汰

球歴:昌平

都道府県:埼玉

ポジション:内野手

投打:右 / 右

身長:173.0 cm

体重:70.0 kg

学年:卒業

現役時代の新庄監督のように腰のすわったフルスイング、昌平の3番は将来性抜群

 昨年秋の埼玉を制した昌平の打線で、3番に座った小林 驍汰内野手(2年)が秋季関東大会でその打棒を見せつけた。残念ながら初戦で敗れてしまったが、その慶応義塾(神奈川)戦で5打数4安打と、とにかく打ちまくった。


 右打席で、ややかがみ気味にスタンスを取る。グリップは右耳付近。左足を上げタイミングを図ると、鋭くスイングする。初球から積極的にフルスイングを試みる姿勢は、打撃に自信がある表れだろう。自分が打てる球だと思えば、迷いなくバットを振り抜いていた。その思い切りの良さで速い打球が生まれ、ヒットにつながった。


 大きな特徴として、腰でしっかりスイングしていることが挙げられる。フルスイングしているわりには、下半身がどっしりしていて軸がぶれない。日本ハムの新庄剛志監督の現役時代のように、細身の体ながら、軸がぶれない腰の据わったフルスイングで鋭い打球をとばすあの打撃を思い出す。どんなコースでも、自分のスイングは忘れず、フォロースルーの形が常に一定。巧打者によく見られる素質を兼ね備えている。


 センバツ出場は難しいかもしれないが、激戦が予想されるレベルの高い夏の埼玉を勝ち抜いて甲子園の打席に立つ、小林の姿を楽しみにしている。


更新日時:2023.01.15

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です