川又 楓選手 (作新学院)

川又 楓

球歴:作新学院

都道府県:栃木

ポジション:投手

投打:左 / 左

学年:卒業

寸評

レポートより抜粋>  セットポジションからすっと右足を上げると、セカンド方向に足を伸ばして体重移動。右腕も捕手方向にまっすぐ伸ばし、開きを我慢したまま着地すると、一気に回転して左腕を振り抜く。上手く左腕を隠して、最後まで出所を見えにくくしている分、タイミングが取りにくい印象だ。投げている川又本人も「ストレートにキレを感じてくれていると思います」と話す。  現在のフォームの感覚をつかんだのは1週間前。秋の大会を終えてから「胸が張れていない」と指導者からアドバイスを受けた。見つめ直していくと、テークバックが背中側に入っていることで出所が見えやすくなっていることにも気が付いた。そこで「肘から二塁方向へ上げつつ、体の内側でおさめられるように意識しました」とできる限り左腕が見えないように、改善を施してきた。  結果的に出所が見えにくいフォームになっただけではなく、上半身と下半身のタイミングが合ってきたことで、直球にキレも出てきた。夏の大会が終わってから直球に磨きをかけることを目標に、伸びるような直球を理想にしていた。この試合では6個のフライアウトがあったが、直球の向上は少なからずかかわっているだろう。  全身の連動性が出てきたことで制球力も向上。この試合でも無四死球と成果が出た。指揮官も「四球から崩れることがありましたが、今日は無四球ということでいい経験だと思います」と評価した。  緩いカーブやチェンジアップといった変化球を使って、最速134キロの直球を交ぜる緩急の投球が持ち味だ
更新日時:2022.10.25

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