吉田 慶剛選手 (専大松戸)

吉田 慶剛

球歴:専大松戸

都道府県:千葉

ポジション:捕手

投打:右 / 右

身長:171.0 cm

体重:78.0 kg

学年:卒業

豪快な甲子園アーチで存在感、父を追いかけた夢かなう

<センバツ高校野球:広島広陵9ー2専大松戸>◇29日◇準々決勝  惜しくもベスト4目前で甲子園を去ることになった専大松戸(千葉)の背番号2は、大きなお土産を持ちかえることに成功した。広島広陵(広島)との準々決勝。1対8と大きくリードされていた6回に、吉田 慶剛捕手(3年)が左翼ポール際へライナー性で1発を放って見せた。チームは敗れてしまったが、4番としての仕事でチームを鼓舞し続けた。  変化球で攻められ追い込まれた後に少し甘く入ってきたスプリット系の変化球だった。コンパクトに振り抜くと弾丸ライナーとなって左翼フェンスを越えた。満面の笑みを浮かべてダイヤモンドを1周した吉田の頭には、父の姿が浮かんだに違いない。  父は竜ヶ崎一の4番として甲子園に2度出場。甲子園でも安打を放っていた。父の血を受け継いだ吉田は、父が躍動したこの聖地で自分は本塁打を含む2安打の活躍を見せた。父ができなかったダイヤモンド1周。スタンドで観戦していた父へ感謝しながら4つのベースを踏んだ。  昨年秋、千葉大会3回戦から関東大会準決勝までの7試合連続で安打をマークしていた実力は伊達ではなかった。聖地でのアーチを自信に変え、夏に向けてリスタートを切る。
更新日時:2023.03.30

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です