ハレクザッド ノア選手 (市立船橋)

ハレクザッド ノア

球歴:市立船橋

都道府県:千葉

投打:右 / 右

学年:卒業


 2022年の夏の甲子園に千葉代表として甲子園に出場し、勢いが出ている市立船橋でリードオフマンを務めるハレクザッド ノア外野手(2年)。日本人の母と、カナダ人の父の間に生まれ、日本で生まれたときから暮らしているとのことだが、身体能力が素晴らしい。  50メートル走を6.2秒で駆け抜ける俊足を持っており、攻守に渡ってスピード感溢れるプレーを見せる。軽快な動きには光るものがある。  高校通算は取材時点で1本とのことだが、「長打を出せるタイプの選手ではないので、出たことは嬉しい」と率直な感想を話しつつ、自身の打撃スタイルを冷静に分析していた。  実際に打撃練習を見ると、ミートポイントまで最短距離で上から鋭くバットを振りだしていき、低い打球をはじき返すスイングが特徴的。叩いてゴロを転がしてヒットをもぎ取ろうとする意識は十分に見える。本人も「自分はとにかく出塁すること。1番打者として塁に出て試合を作ることが仕事だと考えている」と、快足を生かせる打撃を大事にしているようだ。  だからこそ、余計なことは考えない。考えすぎると余計に体が動かくなるため、「打席では無心でいられるようにしています」と、技術ではなく、心構えが好不調のポイントになっている。  秋季千葉県大会で大暴れした篠﨑大耀外野手(2年)をはじめ、力ある打者が揃う市立船橋。足を使えるハレクザッドが塁上を賑わせれば、得点力はもっと高まるはずだ。多くの役割を担う俊足巧打の外野手・ハレクザッドの今後の活躍も見逃せない。
更新日時:2022.11.04

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