山本 航選手 (至学館)
寸評
山本航投手(2年)は、2021年の秋の東海大会ではエースナンバーを任された最速134キロを計測する技巧派左腕。入学時は122キロとずば抜けた球速ではなかったが、制球力を生かして1年生春からベンチ入り。現在も主力投手として活躍し、全国の強豪相手にも結果を残してきた。 チームの練習のみならず、球速アップのために自らパーソナルジムに通って体幹を中心にトレーニングした結果、体重が10キロ増加。ノーワインドアップから始動して、最後に左足でプレートを蹴るようにして勢いをつけてもフォームの安定感を維持することができ、制球力を落とすことなく球速を伸ばすことができたという。 スリークォーター気味の高さから球速以上の直球を投げられるのも強み。ポイントになっているのは軸足となる左足の使い方である。 「体幹を使って投げるためにも、普段から軸足1本でバランスよく立つトレーニングだったり、骨盤を曲げないように重心を乗せたりすることは意識しています」 秋季県大会では初戦の愛知大成戦で2回2奪三振1失点。経験値も豊富に積んでおり、エース・伊藤幹太と左右のWエースとしての活躍が期待される山本。2020年から続く3年連続での秋季東海大会出場へ、山本の投球に注目したい。
更新日時:2022.09.18
くり
2024-03-18 at 9:36 AM
選抜頑張れ!!!!!!!