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坂根 楓河(日星)

都道府県:
高校:
学年:
2023 年卒
ポジション:
投手
投打:
右/右
球速:
143km km
身長:
189 cm
体重:
84 kg
データ最終更新日:2022年10月13日

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短評

 ドラフト観点で見ると、人材が豊富な京都府。その中で楽しみなのが、日星の坂根 楓河投手だ。日星は京都府北部の舞鶴市に所在する私立高校。過去には亀井 塔生捕手(元DeNA)も輩出している。坂根は、189センチの長身から投げる最速144キロの速球と、130キロ中盤のフォークが魅力的な大型右腕だ。50メートルは6秒1と脚力もあり、日星・山中監督によると、普段は温厚であるが試合になるとかなりの負けず嫌いの性格で攻める姿があると語る。

 長身であるが高い身体能力があり、俊敏な動きができる。フィールディングもうまいと評判だ。

 京都大会の投球を振り返ると、やや変則的なテークバックなのが特徴的で、トップを取った時の肘がやや下がっているのが気になり、このテークバックから振り下ろす動作ができるほど柔軟性がある。体重移動もうまく、勢いよく直球を投げる形ができている。


 189センチの長身を生かしたフォームをしているだけあって、直球は角度があり、さらに筋力的なものがついてボリュームが出てくると楽しみ。

 変化球は大きく曲がるスライダー、カーブ、そして130キロ中盤を計測するフォークが光る。このフォークが鋭く、高校生レベルではなかなか捉えるのが難しい。このフォークがあって直球がより生きる形となっており、フォークの後に角度のある直球で空振りを奪うシーンもあった。

 ツーシームもうまく使い、右打者の内角、左打者の内角に決めるなど、変則でありながら完成度は高い。



 かなりの掘り出し物で、支配下というよりも、育成枠の人数を拡大して、3軍、4軍の構想を持っている球団にとっては絶好の素材ではないだろうか。

【成績】
春季大会2次戦1回戦(ベスト16)敗退 京都国際に敗退 4対8

先発し6回まで2安打無失点。好打者の森下瑠大からも空振り三振を取る実績を持っている。

夏の京都大会 2回戦で先発。対城陽高校 2安打完投(7回コールド)

       3回戦 対京都すばるに敗退 1対2(9回から緊急登板も失点)

情報提供・文:2022.10.15  河嶋 宗一
  • 2022 年 10 月

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