大中 優吾選手 (倉敷商)

大中 優吾

球歴:倉敷商

都道府県:岡山

ポジション:投手

投打:左 / 左

身長:167.0 cm

体重:72.0 kg

学年:卒業

寸評

 秋季中国大会では、背番号10ながら洗練されたマウンド捌きが光ったサウスポー。2014年度の岡山を代表する投手として、その成長が期待されます。   (第一印象)    マウンド捌き、間の取り方など、身のこなしなどにセンスを感じる選手。ボールには勢いがあるので、あとは変化球の活かし方が上手くなれば面白いと思います。   (投球内容)    ノーワインドアップから、スッと足を引き上げて投げ込んできます。球速は125~130キロ強ぐらいだと思いますが、ボールにビシッとした勢いがあります。変化球は、カーブ・スライダーなど。曲がりは悪くないのですが、甘く入ったり見極められて振ってもらえないなど、その精度はもうひとつ。クィックは、1.10~1.15秒ぐらいと素早く、牽制・フィールディングの動きも機敏。投球以外のレベルも高く、野球センスの高さや運動神経の良さを感じます。   <長所>    グラブは最後まで内に抱えられ、両サイドの制球は安定。足の甲の地面への押し付けはまだ甘いですが、「球持ち」もよくそれほどボールが上吊りません。まだ時々甘いゾーンにゆくことが多いのですが、もう少しリリースが固まって来ると、コントロールの好い投手になるのではないのでしょうか。   <課題>    「着地」までの粘りがないので、打者としては合わせやすそう。特に「開き」が早過ぎる感じはしませんでしたが、打者からはいち早く変化球を見極められていました。    上手く体重が乗せられておらず、踏み込んだ足がブロックしてしまい体重移動は不十分。もう少し「着地」までの粘りが作れ、下半身がが上手く上手く使えるとボールもグッと打者の手元まで乗って来るでしょう。
更新日時:2014.01.05

将来の可能性

 敗れた岩国高校戦(2013年11月02日)では、ボールになるスライダーを見極められて、カウントを取りにきたカーブやストレートを狙い打たれました。この反省からも、「着地」を遅らせる粘りが欲しいところ。その辺が夏までによくなれば、甲子園出場さらに大学などへの道も広がってきそうです。
更新日時:2014.01.05

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