佐藤 弘基選手 (大崎中央)

佐藤 弘基

球歴:大崎中央

都道府県:宮城

ポジション:投手

投打:左 / 左

身長:174.0 cm

体重:67.0 kg

学年:卒業

寸評

 夏の宮城大会では、背番号20をつけて登板。甲子園に出場した、仙台育英戦で先発も経験。秋の新チームからは、エースとして活躍するサウスポー。 (第一印象)  球速は125キロ前後とまだまだですが、大きなカーブを交えながら、試合を壊さない安定したピッチングが魅力の好投手。 (投球内容)  ボールを両コーナーに散らし、打たせて取るピッチングスタイル。 <長所>  グラブを最後まで内に抱えられるので、両サイドへの投げわけは安定。足の甲での地面への押しつけも出来ているので、リリースが安定すれば低めに安定して投げることが期待できます。コントロールの良さが、この投手の一番の魅力。 <課題>      着地までの粘りが作れないので、あっさり地面を捉えてしまいます。そのため、打者からタイミングが合わせやすい欠点があります。体の開きが早いわけではないのですが、球威・キレもイマイチなので簡単にヒットゾーンに打ち返されてしまいます。  「体重移動」が不十分なために、体重が後ろに残ってしまいがち。そのためボールにも体重が乗せられず、打者の手元まで生きた球が行きません。着地の時間を稼ぐこととステップの位置をもう少し前にできるように、下半身の強化と股関節の柔軟性を養うことが、この冬の最大のテーマではないのでしょうか。
更新日時:2012.12.02

将来の可能性

 試合をまとめるセンスとコントロールは適度にあるのですが、いかんせんボールに勢いと球威がありません。これでは幾らコントロールに気をつけても、打者は踏み込んで打ち返して来るでしょう。そうさせないだけのキレやタイミングを合わせにくいフォームを身につけないと、高校までの投手で終わってしまうでしょう。上手くこの冬を乗り越えられれば、2013年度の宮城を代表する左腕になれそう。そうなれば更に、高校から大学など上の世界への道も開けるはず。ぜひ将来の自分のためチームのために、ここは志しを高くもって厳しい冬を乗り越えてきて欲しいと思います。
更新日時:2012.12.02

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