寸評
今年の山梨学院(山梨)には期待のスラッガーがいる。岳原 陵河外野手(2年)は187センチ、86キロと恵まれた体格を持ち、高校通算27本塁打を記録している。中学時代は投手を務め、130キロ後半の速球を投げ込んでいた。
構えた時、グリップの位置が高いことが特徴。ゆったりと足を引き上げていき、やや縦軌道のスイングで球を捉える。球の軌道に合った時は、長打性の打球を連発する。ただ、昨秋はタイミングを外されることも多かった。ヘッドが下がったスイングになることもあり、持てる力を発揮していなかった。この冬の練習ではタイミングをしっかりと取るための構えや、トップの作り方を模索していた。
入学当時、痛めていた肩も回復し、外野から強肩と形容できるほどの強いスローイングができていた。投手の練習も始めているようだ。
センバツで高いパフォーマンスを発揮し、ファンを驚かせてほしい。それぐらい魅力のある逸材だ。
更新日時:2023.02.11
二村正春
2024-03-20 at 12:10 PM
二村君頑張って下さい💪同じ名字で同じ出身地です😁力の限り悔いの無いように応援しています😄