岩瀬 法樹選手 (愛工大名電)

岩瀬 法樹

球歴:愛工大名電

都道府県:愛知

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:167.0 cm

体重:72.0 kg

学年:卒業

短評


プロ球界を代表するクローザーとして活躍した元中日の岩瀬仁紀投手の長男である法樹投手(3年=愛工大名電)が、今年の夏甲子園1回戦の星稜(石川)戦でデビューした。その投球を見た時、3月の練習試合・三重三重(三重)戦より、成長していた印象を受けた。  評価急上昇中の岩瀬Jrの投球に迫っていきたい。  春では135キロ程度で、スライダーのキレが良い投手という印象であったが、甲子園では常時135キロ〜140キロで最速144キロをマーク。力を入れればいつでも140キロ台は出すことができており、ミットに突き刺さる球筋を見ると、高回転の直球といった印象だ。  120キロ中盤のスライダー、カットボール、ツーシーム、110キロ台のカーブを駆使して、打者を翻弄する投球も目立つ。  さらに岩瀬の強みは、ピンチの場面でも自分の間合いで投げられることにある。甘い球がほとんどなく、コーナーへ厳しい球をしっかりと投げ込めている。精神力の強さ、制球力の高さがある証拠だろう。  このピンチの場面での粘り強さは他の投手にはない強みであり、ここはやはり父譲りのメンタルの強さを引き継いでいるといえるだろう。  投球フォームも躍動感があり、セットポジションから左足を高々と上げながらも右膝を少し曲げてバランスよく立つことにより滑らかな体重移動を生んでいる。そのため、キレの良い直球と精度の高い変化球を投げることができる。  中継ぎで投げるからこそ、生きるメンタルの強さがうかがえる。次のステージでも厳しい場面を凌ぐ好投手として存在感を示しそうだ。
更新日時:2022.08.18

歴史に残るクローザー・岩瀬仁紀氏を父の持つ法樹は、父譲りの土壇場の粘り強さを持つ右の好投手


 プロ野球のセーブ記録を誇る岩瀬仁紀氏(元中日)を父に持つ岩瀬法樹投手。左腕だった父とは違って右投手だが、厳しい場面でマウンドに上がっても、しのぐ投球をする。精神力の強さはしっかりと父から受け継いでいる。  右スリークォーターから投げ込む直球は常時130キロ中盤〜後半と突出した球速はないが、両サイドにテンポよく投げ分けて、ゲームメイクを行う。鋭く曲がるスライダーを低めに集め、淡々と打ち取ることができる。  チームにこれほど安定感のある投手がベンチに控えているのは心強いだろう。高校卒業後の活躍も楽しみな投手だ。
更新日時:2022.08.07

1 Comment

  1. くり

    2024-03-18 at 9:36 AM

    選抜頑張れ!!!!!!!

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