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岩瀬 法樹
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岩瀬 法樹(愛工大名電)

都道府県:
高校:
学年:
2023 年卒
ポジション:
投手
投打:
右/右
身長:
167 cm
体重:
72 kg
データ最終更新日:2022年8月7日

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短評



プロ球界を代表するクローザーとして活躍した元中日の岩瀬仁紀投手の長男である法樹投手(3年=愛工大名電)が、今年の夏甲子園1回戦の星稜(石川)戦でデビューした。その投球を見た時、3月の練習試合・三重三重(三重)戦より、成長していた印象を受けた。

 評価急上昇中の岩瀬Jrの投球に迫っていきたい。

 春では135キロ程度で、スライダーのキレが良い投手という印象であったが、甲子園では常時135キロ〜140キロで最速144キロをマーク。力を入れればいつでも140キロ台は出すことができており、ミットに突き刺さる球筋を見ると、高回転の直球といった印象だ。

 120キロ中盤のスライダー、カットボール、ツーシーム、110キロ台のカーブを駆使して、打者を翻弄する投球も目立つ。

 さらに岩瀬の強みは、ピンチの場面でも自分の間合いで投げられることにある。甘い球がほとんどなく、コーナーへ厳しい球をしっかりと投げ込めている。精神力の強さ、制球力の高さがある証拠だろう。

 このピンチの場面での粘り強さは他の投手にはない強みであり、ここはやはり父譲りのメンタルの強さを引き継いでいるといえるだろう。

 投球フォームも躍動感があり、セットポジションから左足を高々と上げながらも右膝を少し曲げてバランスよく立つことにより滑らかな体重移動を生んでいる。そのため、キレの良い直球と精度の高い変化球を投げることができる。


 中継ぎで投げるからこそ、生きるメンタルの強さがうかがえる。次のステージでも厳しい場面を凌ぐ好投手として存在感を示しそうだ。


情報提供・文:2022.08.13  河嶋 宗一
  • 2022 年 8 月

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