岡本 遥輝選手 (社)
短評
副主将でもある三塁手だが、守備の判断力が目についた。延長14回、3点を勝ち越した裏の守りで、無死満塁の大ピンチ。強烈なライナーを捕球すると、ダイビングで三塁ベースにタッチして併殺を完成させた。そのプレーをVTRで見ると、捕球する直前からすでに体が三塁ベースにタッチできる態勢を整えていた。グラブに打球が収まる前に、打球から目を切って三塁ベースを向いていた。目の前のプレーだけでなく、とっさの判断力で体が動いたのだろう。普段から練習していないとできないプレーでもあった。試合の序盤でトンネルするなどタイムリーエラーを喫していたが、その後はその失策を上回るプレーを重ねていた。
更新日時:2022.08.01