田島 善信選手 (星城)

田島 善信

球歴:星城

都道府県:愛知

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:183.0 cm

体重:78.0 kg

学年:卒業

短評

 毎年、能力が高い選手を擁するチームとして注目される星城。天理に0対2と惜敗したが、今年も気になる選手が多くいた。  183センチ、78キロと恵まれた体格の田島 善信投手(3年)が、この日4番投手でスタメン出場した。立ち上がりから球場のスピードガンでは140キロ台を計測。4回から編集部でも計測したが、常時130キロ後半〜146キロをマークした。やや疲れも見え始める中盤の4回から6回の3イニングでの直球の平均球速は140.16キロだった。先発投手として140キロ台の速球を投げ込むスピード能力が高い上に、120キロ後半のスライダー、フォークの精度も高かった。  その高いパフォーマンスは投球フォームの良さに起因している。稲沢市立治郎丸中時代は軟式。投手になったのは高校からで、入学当初は127キロだった。そこから投球フォームを一から学び、19キロも球速を伸ばすことができた。  走者がいないところでもセットポジションから始動し、左足を高々を上げながらも、右足の膝を適度に曲げてバランス良く立つことができており、軸足にしっかりと体重を乗せて、滑らかな体重移動を実現。そして打者寄りでリリースし、フィニッシュに入る。一連の流れに躍動感があり、田島自身も「体重移動や体の使い方などはかなり意識してフォームを作ってきました」と振り返る。  平均球速も140キロを超えて、さらに投球フォームの土台も良いとなれば、注目投手となって当然だ。天理打線相手に6回を投げて7奪三振、2失点と及第点といえる投球を見せた。田島は「天理打線は振れる打者が多く、打たれたのは全部甘い球でしたので、そこを修正していきたいです」と悔やんだが、能力的にいえば、今年の愛知県でもトップクラスの投手に入るのではないだろうか。
更新日時:2022.07.27

寸評

 高校まで投手の経験はほとんどなかったが、素質の高さを見出され、急成長を遂げた本格派右腕。天理(奈良)との招待試合で登板し、最速146キロの速球に切れ味抜群のスライダーを投げ込み、一気に話題となった。投球フォームのバランスがよく、大化けする可能性を持っている。あとは今夏の愛知大会で強豪校相手に好投できるかに尽きる。
更新日時:2022.07.08


<レポートから抜粋>  183センチ、78キロと恵まれた体格の田島 善信投手(3年)が、この日4番投手でスタメン出場した。立ち上がりから球場のスピードガンでは140キロ台を計測。4回から編集部でも計測したが、常時130キロ後半〜146キロをマークした。やや疲れも見え始める中盤の4回から6回の3イニングでの直球の平均球速は140.16キロだった。先発投手として140キロ台の速球を投げ込むスピード能力が高い上に、120キロ後半のスライダー、フォークの精度も高かった。  その高いパフォーマンスは投球フォームの良さに起因している。稲沢市立治郎丸中時代は軟式。投手になったのは高校からで、入学当初は127キロだった。そこから投球フォームを一から学び、19キロも球速を伸ばすことができた。  走者がいないところでもセットポジションから始動し、左足を高々を上げながらも、右足の膝を適度に曲げてバランス良く立つことができており、軸足にしっかりと体重を乗せて、滑らかな体重移動を実現。そして打者寄りでリリースし、フィニッシュに入る。一連の流れに躍動感があり、田島自身も「体重移動や体の使い方などはかなり意識してフォームを作ってきました」と振り返る。  平均球速も140キロを超えて、さらに投球フォームの土台も良いとなれば、注目投手となって当然だ。天理打線相手に6回を投げて7奪三振、2失点と及第点といえる投球を見せた。田島は「天理打線は振れる打者が多く、打たれたのは全部甘い球でしたので、そこを修正していきたいです」と悔やんだが、能力的にいえば、今年の愛知県でもトップクラスの投手に入るのではないだろうか。
更新日時:2022.07.05

1 Comment

  1. くり

    2024-03-18 at 9:36 AM

    選抜頑張れ!!!!!!!

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です