人材の宝庫・愛知県は次々と好投手が現れることで評判だが、今回紹介したいのは
南山の木村宗一郎投手(3年)。この夏、初戦敗退に終わったが、潜在能力の高さを評価されていた逸材だ。
入部当初、体重はは65キロだったが、トレーニングと食事、補食で17キロ増えた。
注目すべきは胸郭の柔らかさ。しなやかな腕の振りとスピンのきいた最速140キロの伸びのある直球が持ち味で、カーブ、スライダー、スプリット、ツーシームと変化球を操る指先の感覚も優れている。
昨夏の愛知大会1回戦の
名古屋国際戦では、5回までに4者連続を含む9三振を奪う快投を見せたが、6回途中で降板。チームはサヨナラで敗れた。
まだまだ伸びしろは十分あり、効率よく力を伝える股関節の使い方や、下半身の出力を上げることに加え、瞬発力&筋力アップにも取り組んでいる。
コロナ禍の影響で、今年1月中旬からチームとしての活動ができなかった期間がある中でも、チームを勝ちに導くことができる投手になることを目標にしてきた。その先には最速150キロや、プロ野球選手になることを目指して、練習に取り組んできた。
惜しくも初戦敗退を喫したが、大学では十分、大きく飛躍する可能性を持っていると思っている。
更新日時:2022.07.03
くり
2024-03-18 at 9:36 AM
選抜頑張れ!!!!!!!