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卒業生
横田 慎太郎

横田 慎太郎(鹿児島実)

都道府県:
高校:
学年:
2014 年卒
ポジション:
投手・外野手
投打:
左/左
身長:
185 cm
体重:
84 kg
データ最終更新日:2013年9月27日

寸評

 下級生の頃から打者としての姿は見ていたが、投手として投げている姿を初めてみた 横田 慎太郎 。投手としてもこの夏は、背番号1を付けてマウンドにあがり続けた。今回は、そんな投手 横田 慎太郎 をレポートしてみたい。
 
(第一印象)
 
 メカニズム的には特殊過ぎて、一言では表現できません。理屈ではなく、本人が一番しっくりした形で投げているということなのでしょう。この選手が非常に不器用で、肉体のポテンシャルが突出していることを、この投球フォームは物語っています。
 
(投球内容)
 
 大会前、投手としての横田の評判は芳しくなかった。確かに独特なフォームではあるが、私は事前のイメージよりもずっと好感を持って見ている。球速は、常時135~140キロ強ぐらいは出ており、スリークオーターから繰り出される独特の球筋も相まって面白い。変化球は、横滑りするスライダーとカーブとのコンビネーション。このフォームは、当然見えないところから、ビュンと来るところに大きな特徴があると言えそうだ。ただコントロールは非常にアバウトで、ストライクゾーンの枠の中に集めるだけ。それでも四死球で自滅する場面は、最後まであまり見られなかった。投球の駆け引きなどの投球術は感じられず、ただ枠の中にポンポン投げ込んで来るだけ。それでも場慣れした選手であり、堂々としたマウンド捌きだった。

<長所> 

 ボールの出どころは隠されており、鋭い腕の振りも相まって打者が思わず差し込まれるような、ワンテンポ遅れてしまうフォームが最大の武器。

<課題> 

 グラブは最後まで体の近くにはありますが、足の甲で地面を押し付けられず、ボール全体が高いのが気になります。

 着地までが非常に早く、ボールに体重を乗せられません。そのため下半身の体重移動が出来ていないのですが、強い上半身の振りでキレを生み出し補います。通常「着地」までの粘りがないとタイミングが合わせやすいのですが、独特のフォーム故に球の出どころが隠れて打者にとっては合わせ難い特殊なフォームになっています。

将来の可能性

 将来性では断然野手の素材だと思うので、あえてあまり言ってもと思います。ただこれだけ特殊なメカニズムをしておりますから、欠点を直すよりも長所を活かす方法を模索した方が正解だと思います。その長所とは、打ち難さと彼の感性に任した投球です。左腕故に、もし指名されずアマに残ったら、投手という選択肢も無きにしもあらず。そのぐらい理に適っていなくても、大学あたりでも出来てしまいそうな高いポテンシャルを持った選手でした。

情報提供・文:2013.07.25  蔵建て男

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