豊田 明平選手 (法政大高)

豊田 明平

球歴:法政大高

都道府県:東京

ポジション:内野手

投打:右 / 右

身長:177.0 cm

体重:86.0 kg

学年:卒業

寸評

レポートより抜粋>  がっちりとした下半身が目立つ豊田は、177センチ、86キロと体つきがしっかりしている。  バットを寝かせた状態でトップを作り、軸回転で振り出していく。本人も意識しているというレベルスイングで球を捉えると、持ち前のパワーを使ったパンチ力で打球を飛ばす。5回に放った犠牲フライが、片手になりながらもレフトフェンス手前まで運んだことを見れば、納得いくところだ。  177センチ、86キロの体格を生かして凄まじいパワーを見せた豊田は、この試合4打数2安打4打点と4番にふさわしい活躍ぶりだった。「今日は球がしっかりと見えており、積極的にバットを振りにいけたことが、結果に繋がった」とこの結果を淡々と振り返った。  法政大高では、冬場にトレーニングを重点的に行い、筋力強化をしてきた。豊田も4キロの増量に成功し、片手でフェンス手前まで飛ばせた理由も納得できた。  シーズンに入ってまもなく、「バットが素直に出せなかった」ということで、差し込まれてしまうことが多く、練習の成果は発揮できなかった。  そのときに豊田を救ったのが、普段から佐相監督が指導してきたシンプルな打撃だった。 「甲子園の試合を見たり、強豪校と試合をすると、シンプルなスイングをする選手が多かった」ということに気づいたことで、自チームの選手にも指導を徹底した。  豊田に対しても、同様にシンプルなフォームを改めて指導し、取り入れたことで、バットが素直に出るようになり、調子が上向きになり、この試合では4打点をマーク。この結果は、法政大高がチームで取り組んできたことの成果といっていいだろう。
更新日時:2022.05.10

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