小又 圭甫 (千葉英和)
小又 圭甫
- 都道府県:
- 千葉
- 高校:
- 千葉英和
- 学年:
- 2014年卒
- ポジション:
- 投手
- 投打:
- 右/右
- 身長:
-
- 体重:
-
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- 寸評
- MAX142キロを誇る右の本格派で、2013年度の千葉を代表する投手との期待が高まる一人です。まだまだ課題は多いのですが、時々指にかかった時の球には見るべきものがあり、外角低めに切れ込むスライダーには威力があります。
(第一印象)
まだまだストレートの質が、球速に追いついていません。ボールのキレや勢いに欠け、中々打者が空振りしてくれないのもそのせいでしょう。ただ背番号を9を夏の大会ではつけていたように、牽制・フィールディング・クィックなどの動作も鋭く、野球センスの高さを感じさせます。
(投球内容)
均整の取れた体格と大きなテイクバックから、常時130~135キロぐらいのストレートを投げ込んできます。カーブは高めに抜けることが多いのですが、スライダーは外角低めにコントロール。この球で仕留めるのが、この選手の一番の投球パターン。両サイドにボールを投げ分けますが、甘くない球でも踏み込まれて打たれてしまう、ボールの見やすさに課題があります。
<長所>
彼の最大の良さは、腕を強く振れるところ。そのため速球と変化球との見極めが困難で、武器であるスライダーを活かすことが出来ています。またグラブは身体の近くにあるので、両サイドへの投げ分けは出来ています。
<課題>
足の甲が地面から浮いてしまっているので、ボールが高めに浮きやすいです。また身体の開きが早いので、コースを突いた球でも高めに来た球は苦になく振りぬかれます。 - 将来の可能性
- この一冬の間に、身体がビシッとしてストレートの質が改善されると面白いと思います。現状は、まだまだ実戦力に欠け発展途上の段階。相当気合を入れて取り組まないと、このまま伸び悩む可能性も高そうです。上手く精進すれば、来年はドラフト候補として注目されるかもしれません。今はまさに、その岐路に立っている状態ではないかと思います。
- 情報提供・文:2012.10.11 蔵建て男
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