土肥 憲将選手 (鳴門)

土肥 憲将

球歴:鳴門

都道府県:徳島

ポジション:捕手

投打:右 / 右

学年:卒業

法政大進学が決まった鳴門の好捕手は全国レベルの逸材


 総合力が高く、法政大進学が決まった土肥 憲将捕手(鳴門)について迫っていく。 (打撃)  広角に長打が打てるなど、コンタクト力の高さが光る。体の回転を上手く使って遠くへ飛ばせる。四国地区の捕手の中ではトップレベルといっていいだろう。  やや左足を引いたオープンスタンス気味で、グリップを肩の位置に置いて背筋を伸ばして構えている。投手の足が降りてから始動を仕掛けていき、すり足気味でタイミングを取って踏み込んでいく。トップまでは、真っ直ぐ引いていきながら、インパクトまでは無駄のないスイング。高めにくれば、スタンドインできる能力が備わっている。  木製バットの順応も早いタイプではないだろうか。 (守備)  注目はスローイングで、二塁送球は1.8秒〜1.9秒台。その強肩で多くの走者を刺してきた。  キャッチングも柔らかく、投手に対して、しっかりとミットの面を見せるので、投げやすさがある。22年の鳴門(徳島)が安定した戦いや、守備を見せることができたのも土肥のディフェンス力の高さがあったからだ。 (まとめ)  攻守ともにレベルが高く、四国地区どころか、全国レベルの捕手だったといえる。技術的にも申し分なく、近年、法政大で合格した捕手の中でも上位に入る力量があり、今年の4年生は捕手が多かっただけに、下級生からチャンスがあるかもしれない。
更新日時:2022.12.10

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