寸評
星稜(石川)の2年生右腕・武内涼太投手。久留米東ボーイズ時代から評判の大型右腕で、当時から130キロ後半の速球を投げ込むといわれた。
入学から大きく期待された右腕で、今センバツ1回戦の天理(奈良)戦でデビュー。そして準々決勝の國學院久我山戦では先発デビュー。どんな投球を見せてくれるのか。
大先輩・奥川恭伸投手(ヤクルト)を思い出すような投球フォームから繰り出す直球は、常時130キロ後半を計測する。威力型の直球を投げ込むエース・
マーガード 真偉輝 キアン投手(3年)と違って、キレ型の直球を投げ込む。球質は良いので、出力が高まり、145キロ前後までレベルアップすれば、もっと注目される投手になるだろう。
さらに110キロ後半のスライダーやフォーク系統の変化球の精度も高く、安定したゲームメイクが期待できる。
能力的にいえば、この世代ではトップクラス。甲子園で好投を見せ、アピールできるか。
更新日時:2022.03.28