齊藤 汰直選手 (武庫荘総合-亜細亜大)

齊藤 汰直

球歴:武庫荘総合-亜細亜大

都道府県:兵庫

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:182.0 cm

体重:86 kg

ボールスピード:149 km/h

寸評


 亜細亜大に進学する149キロ右腕・斉藤 汰直(武庫荘総合)。ラストシーズンは日米の球団スカウトが注目した逸材について迫っていきたい。結論からいえば、4年後にはドラフト上位を狙える可能性を持った投手だ。  まず非凡なのはかなり角度のあるストレートを投げること。提供いただいた動画を見た時、キャッチボールから球筋が違った。  試合では常時140キロ中盤で、長い腕を生かして投げ込むため、打者からすれば、相当打ちにくさを感じるのではないだろうか。故障がなく、フォームを崩さなければ、大学4年間で150キロ台は見込める逸材だ。  スライダーのキレもよく、総合力は高い。  投球フォームを見ると、ノーワインドアップから始動し、左足を回し込むように上げていきながら、左膝を折り曲げて立つ。その後、左足をショート方向へ伸ばしながら重心を下げている。左腕のグラブを上向きに向けて、内回りの旋回をしながら、大きく振り下ろす。この形は亜細亜大から巨人1位となった平内龍太(神戸国際大附出身)を彷彿とさせる。当時の平内と比べると平均球速も速く、投球も安定しており、亜細亜大の投手陣は例外なくスピードアップしているので、かなり期待ができる。  即戦力というより、大学2年、3年になって本格化する投手だろう。大学4年間は長いが、激しいベンチ入り争いを制し、ぜひ脚光を浴びる活躍を見せてほしい。平内のようにドラフト1位候補に挙がる存在になることを期待したい。
更新日時:2022.01.15

最速149キロの速球を力で押していく速球投手で、その将来性を高く評価する声も多い。
更新日時:2022.01.13

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