赤羽 蓮選手 (霞ヶ浦)

赤羽 蓮

球歴:霞ヶ浦

都道府県:茨城

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:187.0 cm

体重:79.0 kg

ボールスピード:152 km/h

学年:卒業

霞ヶ浦の152キロ右腕。夏の登板はリリーフ登板2試合ながら、ポテンシャルは高校生トップクラス!今後の可能性を分析!


 霞ヶ浦(茨城)の赤羽蓮投手は、今年の高校生でポテンシャルならばドラフト上位候補クラスで、1位候補に入ってもおかしくないと思わせる。この夏はわずか2試合のリリーフ登板。わずか1.2回の登板に終わったが、それでもポテンシャルは高く評価されている。  189センチ、78キロと長身で、手足が長く、均整が取れた体格をしている。投球前のストレッチなどからも柔軟性の高さが分かり、肉体的な素質は文句なし。さらにチーム伝統の30メートルキャッチボールでも、切れのいい直球を投げ込む。そんな赤羽の将来性について考えていきたい。 (投球内容) 直球 最速152キロ 常時140キロ〜145キロ 中継の映像や、9月で見た投球練習を見た時の直球をみると、高校生ではトップレベルの直球を投げていた。長い腕をムチのようにしならせて振るため、高回転の直球を投げ込むことができる。 この点は他の高校生投手と比較しても大きな強みとなるだろう。この直球が膝元に決まった時は思わず唸らされるものがある。 カーブ、カットボール、スプリットの3球種を投げる。 特に自信を持っているのがカーブ。縦割れのカーブでレベルが高い。カットボールの精度も悪くない。  直球のコマンド力は悪くないし、変化球の精度も悪くない。夏の試合までにあまり結果を残せず、登板が減ってしまったのは悔しい限り。それでも、プロではじっくりとイニングを重ね、自信をつけて、伸ばしていきたいと思わせるものがある。 (投球フォーム)  走者がいなくても、セットポジションから始動し、左足を高々と上げていきながら、右足の膝を適度に伸ばしてバランス良く立つ。その後、遊撃方向へ足を伸ばしていきながら、重心を下げていく。  軸足にしっかりと体重を乗せていきながら、スパイクをプレートに押さえつけ、ショートアームでトップを作り、リリースに入る。打者寄りでリリースすることができており、体重移動も滑らかだ。  189センチにして、これほどバランスが取れたフォームをしている点も大きな長所だ。  投手としての素材、奥行きについては文句なし。ブルペンで投げる直球を見れば、誰もが指名級と思わせるほどの逸材だ。ただ、プロ志望届を期限ギリギリで提出したのは、精神面も含めて、高卒プロ入りできる選手かどうかで迷ったからだと思われるが、この決断をしたということは、プロで戦う覚悟が高橋監督にも伝わった結果なのだろう。  この投手が大成するか否かは指名する球団がどれだけ彼の持ち味をサポートできるかに尽きる。最近はマネジメントをしっかりと勉強している指揮官、コーチがいる球団も増えているので、そういった球団に指名されることをぜひ願っている。  ポテンシャルを最大限に引き出す球団に指名されれば、高卒3年目には台頭する可能性がある。  これまで高卒プロ入りしてきた霞ヶ浦OBの投手と比較しても、ポテンシャルは上回るものがある。ぜひ大成することを期待したい。
更新日時:2022.10.08

1 Comment

  1. 肩パン

    2024-01-22 at 11:22 AM

    肩パンとか蹴られたりとか、新しく買った時計壊されたりしたな〜。
    今でも、覚えてるよ。

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