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卒業生
工藤 誠也

工藤 誠也(熊本工)

都道府県:
高校:
学年:
2015 年卒
ポジション:
一塁手・三塁手
投打:
右/右
身長:
173 cm
体重:
75 kg
データ最終更新日:2014年1月1日

寸評

 熊本予選では、不調からスタメンから外れることも少なくありませんでした。しかし甲子園では、4番・三塁手として出場。緒戦の鳥取城北戦では、レフト前ヒット・ホームラン・右中間へと長打を放ち、3安打で4番の重責に応えます。

(第一印象)

 この選手は、攻守においてボールに向かって行く姿勢が光ります。守備でも打撃でも荒っぽいのですが、ボールに気持ちで負けないのが素晴らしいところ。

(守備・走塁面)

 甲子園での二試合、熊本予選の模様を見ても、一塁までの到達タイムは計測できませんでした。ゴロのあたりでも、勢いを緩めてしまいよくわかりません。ただそのプレーを観るかぎり、足をでアピールする選手ではないと思いますし、基準よりも劣ると考えられます。

 三塁手に一番必要な、打球を恐れないで捕りに行く姿勢には好感が持てます。ただスローイングは荒っぽいので、地肩は基準レベルはあると思いますが、コントロールには不安を覚えます。

 守備・走塁が売りの選手ではないとはいえ、チームの中心選手としては守備・走塁のレベルを引き上げることは不可欠です。

(打撃内容)

 腕っぷしの強さを活かした、パワフルな打撃が自慢です。打球は、広範囲に打てる幅を持っています。

<構え> ☆☆☆

前の足を少しだけ引いて、グリップの高さは平均的。背筋をしっかり伸ばすも、両目で前を見据える姿勢や全体のバランスとしては平均的。

<始動> 遅すぎ

 投手の重心が下がる時にベース側につま先立ちして本格的に動き出すのは、投手がリリースする直前。これでは始動が遅すぎて、打撃に必要動作をきっちり取れないまま振り出さないといけません。タイミングもしっかり取れませんし、一定レベル以上の球速・キレのある球に対しては立ち遅れる可能性があります。

<下半身> ☆☆☆

 始動~着地までの「間」が取れていないでの、打てるタイミングは限られます。あらかじめ狙い球を絞り、その球を逃さず叩くことが求められます。踏み込んだ足元は少しブレるので、開きを充分我慢できているのかは微妙。

<上半身> ☆☆☆

 打撃の準備である「トップ」を作るのは遅れないので、始動の遅さを補います。バットの振り出しは少し遠回りで出てきますが、バットの先端であるヘッドが下がらないのでドアスイングにはなりません。最後まで、力強く振り切ります。

<軸> ☆☆☆

 足の上げ下げは小さく、目線は大きく動きません。体の開きが充分抑えられていないのと、軸足が前に崩れ気味。少し前に突っ込んだり、体が伸び上がって打ってしまう悪い癖があるように思います。

将来の可能性

 攻撃的に試合に挑めるので、気持ちで負けることがないのは好いところ。まだ守備や走塁だけでなく、打撃でも荒っぽさが残ります。しかし甲子園の大舞台で結果を残せたことは、今後の彼にとって大きな自信になるはず。一回りも二回りも大きくなった姿を、再び甲子園でみたいものです。

情報提供・文:2013.08.29  蔵建て男

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