押切 康太郎選手 (二松学舎大附)

押切 康太郎

球歴:二松学舎大附

都道府県:東京

ポジション:捕手

投打:右 / 右

身長:168.0 cm

体重:77.0 kg

学年:卒業

スピンの効いたストライク送球で相手の足を封じる二松学舎大附の頼れる捕手

 今秋東京都大会で準優勝した二松学舎大附で守備の要を担うのは押切 康太郎捕手(2年)。扇の要にどっしりと構え、8人の野手を支えている。自慢の投手陣の長所を引き出すリードで、都大会優勝まであと1歩のところまでチームを引き上げた。  経験がものを言っている。昨年秋から正捕手となると、今年のセンバツで甲子園を経験。夏も甲子園を経験した。大きな構えから一球一球受けるたびに投手に声をかけているシーンが印象的で、元気もある。  もちろん、強肩の持ち主でもある。本領を発揮したのは今秋の都大会準決勝の帝京戦。足をからめて攻撃してくる相手に、2度盗塁を仕掛けられたが2度とも刺して見せた。1回は見逃し三振で二盗を差しての併殺。7回には2死一塁と、走ってくることが予想される場面で準備を怠らず、二盗を刺して帝京の足を封じた。送球も2度とも二塁ベース上へストライク送球。肘を柔らかく使ったスローイングでスナップも効いている。上からたたきつけるスピンのきいた送球で確実性も感じた。  春夏の甲子園では合わせて3盗塁を許したが、2つの盗塁刺をマークした。来年春のセンバツに選考されることがあれば、3度目の聖地でさらに成長したスローイングを見せてくれるに違いない。
更新日時:2022.12.23

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