<センバツ高校野球:山梨学院7-3報徳学園>◇1日◇決勝
山梨学院(山梨)が今センバツで県勢として春夏通じて初となる甲子園優勝を果たした。自慢の打線がこの日も爆発して「逆転の報徳」にスキを与えなかった。その打線の中心にいたのは、主将である進藤 天内野手(3年)だと思っている。
昨年の秋までは2番もしくは1番を任されていた。主将として打率、出塁率も高く、チームのけん引役としてピッタリだった。関東大会では15打数6安打、打率.400、本塁打1本と結果を残したが、急成長した
徳弘 太陽外野手(3年)に1番を任せることで、進藤は6番打者に座りチャンスメーク役だけでなくポイントゲッターとしての役割も担うことができた。昨年秋までは1番から5番まで強力布陣となっていたが、進藤が6番に座ることでもう1人打線がつながるようになった。山梨学院がビッグイニングを作って勝ち上がった背景には、チャンスメークしたり、打点を挙げたりと進藤の果たす役割は大きかった。
いわゆる中軸打者ではなく、その後ろでしっかり仕事を果たす。監督から信頼が厚かったのもうなづける。
センバツVチームの主将として、この春からは徹底的にマークされるだろう。しかし、縁の下の力持ちとしてチームを支えた男は、さらなる成長を遂げて夏に再び聖地に戻ってくるに違いないと思っている。
更新日時:2023.04.02
二村正春
2024-03-20 at 12:10 PM
二村君頑張って下さい💪同じ名字で同じ出身地です😁力の限り悔いの無いように応援しています😄