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真鍋 慧
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真鍋 慧(広陵)

都道府県:
高校:
学年:
3 年
ポジション:
内野手
投打:
右/左
身長:
189 cm
体重:
90 kg
データ最終更新日:2023年3月20日

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世代トップクラススラッガー・真鍋慧(広陵)は主役級の活躍ができるか?




 今センバツに出場している広陵(広島)・真鍋 慧内野手(3年)は世代トップクラスのスラッガーと呼ばれる。ここまで高校通算51本塁打を記録。その魅力を整理する。



圧倒的な飛距離、打球速度を生み出すフィジカル・打撃フォーム



 グラウンドに立てば、すぐに分かる存在感がある。189センチ、90キロと、恵まれた体格で、フィジカル面でも圧倒的な数値をたたき出すという。捉えた打球は大人の打者が打っているのかと錯覚させるほど速く、恐怖感を感じさせる。



 スクエアスタンスでグリップは高い位置に置いて構えている。投手の足が降りたところから始動を行い、しっかりと足を上げてタイミングを取っていく。昨秋の中国大会などでは、すり足気味でタイミングを取ることもあったが、足を上げたほうがタイミングが合わせやすいのだろう。センバツではどうするのか注目だ。



 トップまでは捕手側方向へ引いていき、グリップが後ろに入りすぎることなく、インサイドアウトのスイングで振り出すことができている。昨年秋の明治神宮大会ではトップの立ち遅れが目立ったが、それが改善できればスキがなくなる。



 ここまで必ずマイナーチェンジしてきているが、昨秋、打撃フォームでモデルにしている選手、意識していることは以下の通り。



佐野 恵太と村上 宗隆の組み合わせ



・右腕を張って大きく構えておく

・耳元でトップを作ることで、右腕は自然と折りたたまれる

・左腕を脇腹に落とすことで、身体の近くをグリップが通せるようにしてスイングする



⇒バランスはいいが、左腕の押し込みが現在の課題となっている



 センバツではどんな姿となって表れるか注目だ。



三塁守備に目処がたてば…




 真鍋は昨秋から三塁の練習も行っている。もともと強肩であり、三塁手を守れる素質はある。秋までは一塁メインだったが、三塁が守れるようになると、選手としての幅は広がり、評価もさらに上がるだろう。



主役級の活躍ができるか



 高校生野手でもトップレベルの評価を受けている。あとは甲子園で主役級に相応しい活躍を見せれば、各球団の評価も上がり、上位指名は揺るぎないものになるだろう。2度目の甲子園で圧巻の打撃を見せることができるか。


情報提供・文:2023.03.20  河嶋 宗一

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