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吉次 悠真

吉次 悠真(土浦日大)

都道府県:
高校:
学年:
2 年
ポジション:
中堅手
投打:
右/右
身長:
176 cm
体重:
74 kg
データ最終更新日:2021年10月29日

短評




 22年度の高校生外野手を代表する逸材といえば、土浦日大の吉次優真ではないだろうか。特に守備面でこんなワクワクさせられる選手はなかなかいない。吉次の活躍が目立った準々決勝の霞ヶ浦戦を振り返っていきたい。


試合レポートから抜粋
 土浦日大は霞ヶ浦の先発・山田大河の完璧な投球の前に抑え込まれていたが、一瞬のスキを逃さなかったのが、土浦日大の4番・吉次 悠真だった。4回裏、右中間へ大きく伸び、バックスクリーン横に飛び込む特大ホームラン。これが決勝点となった。狙ったのはストレートだった。

「コースは外角高め。打てるのはあれしかなかったです。自分はライト方向に打球が伸びるのが特徴なので、結構いけるかなと思ったのですが、まさか入るとは思わなかったです」

 県大会では不調が続いたが、久しぶりの本塁打に「歓声で本塁打と分かって、今まで打てていなかったので、嬉しさのあまり泣きそうになりました(笑)」と振り返る。

 高校通算5本塁打目となった。ただ吉次の安打はこのホームランだけ。それ以降は見逃し三振、空振り三振。山田の老獪な投球の前に苦しみ、「本当に凄い曲がりを見せる投手でした」と土浦日大打線は8三振を奪われたように、最後まで苦しんだだけに大きな一発だった。

 驚異的なパワーを見せた吉次。気になるのは、ステップだ。予め左足を伸ばしたノーステップ。これは小菅監督の勧めで始めたものだ。

「体が突っ込んでしまい、変化球がうまく見えない状態が続いていました。監督さんの言葉を信じて、良かったと思います」

 まだ確実性を欠けるが、右中間に本塁打を打てる点については魅力的。ただ打撃以上に良いのが守備だ。お世辞抜きに全国クラスの外野手だといえる。シートノックからダイレクト返球を投げこみ、守備範囲は非常に広く、俊足を武器に落下地点にすぐ追いつく。3回表、3番・木村優人が放った左中間の打球を追いついたのは驚かされた。この場面について吉次は「打った瞬間、左中間へ打つのがわかりましたので、風もあるので伸びるかなと思いました。ただ自分が思っているほど伸びなかったので、追いつくことができました」。

 あっさりと追いついているが、普通の高校生ならば抜けてもおかしくない当たりも追いついてしまうので、土浦日大の山田奏は「吉次ならば、追いつくと思っていたので、驚きはなかったです。茨城県で一番上手い外野手だと思っています」と信頼を寄せる。また吉次も「茨城県では外野守備は自分が一番上手いと思っています」と自負する。

 これほど走れて守れて、本塁打も打てる外野手もなかなかいないので、人気選手になるのではないだろうか。コンスタントに打てることを期待したい。

将来の可能性

 まだ確実性が課題。関東大会では桐生第一の好投手・北村と対戦する可能性があり、そこで結果を残せば大きく評価を挙げる可能性を持っている。とにかく関東大会で大暴れを見せることを期待したい。

情報提供・文:2021.10.29  河嶋 宗一
  • 2021 年 10 月

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