ハッブス 大起選手 (東北)

ハッブス 大起

球歴:東北

都道府県:宮城

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:185.0 cm

体重:80.0 kg

ボールスピード:145 km/h

学年:卒業

素質、風貌もスター性を秘めた東北・ハッブスは大化けなるか

<センバツ高校野球:山梨学院3-1東北>◇18日◇1回戦  今年の東北(宮城)のドラフト候補として期待がかかる本格派右腕・ハッブス 大起投手(3年)。昨秋は東北大会で準優勝したとはいえ、あまり調子は上がっていなかった。センバツの投球を見ると、まだ課題は多いものの、ドラフト候補として継続的に追いかけていきたいと思わせる投球だった。アメリカ人の父、日本人の母を持つハーフで顔立ちも端正で、SNS上では話題となり、実力、風貌ともにスター投手へなる素質を秘めている。  真っ向から振り下ろす直球は常時130キロ後半〜143キロを計測し、質の高い直球を投げ込むことができている。ただ、ばらつきが激しく、またコーナーをつきすぎて、ボール先行になることが多い。根本的に制球力の問題ではなく、慎重に行き過ぎて、ボール球を増やすタイプだ。とはいえ、外角いっぱい、もしくは内角ギリギリに決まる直球は魅力的だった。  変化球は120キロ前後のスライダー、110キロ後半のチェンジアップ、110キロ前後のカーブと球種は豊富だ。まだ変化球の球速は低いが、山梨学院の打者たちが「変化球も良いし、球種も豊富なので、狙い球が絞りにくかった」と語るように、一定の精度はある。だが、高卒プロを見据えるとスライダー系の球速はもっと速くしたい。  投球フォームも下半身主導で、長身ながらも体の使い方も上手く、肩、肘の動きにも柔軟性もあり、素材としては抜群だ。  速球も伸びがあり、フォームも大きな欠点があるわけではない。柔軟性もあり、素材としては抜群だが、この印象が2年生の時からあまり変わっていない。もっとすごくなってほしい投手であり、最後の夏まで時間はないが、目の色を変えて取り組んでほしい。
更新日時:2023.03.19

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