比屋根 彰人選手 (飛龍)

比屋根 彰人

球歴:飛龍

都道府県:静岡

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:180.0 cm

体重:80.0 kg

学年:卒業

寸評

 沖縄出身の選手で、1年生ながらMAX140キロのストレートに、打っては中軸を任される存在。秋の藤枝明誠高等学校戦では、本塁打を放つなど将来楽しみな大型選手。 (第一印象)  小さめのテイクナックから、担いで投げるフォームながら、球威のあるボールが目を惹きます。最終学年には、静岡を代表する存在になることが期待されます。 (投球内容)  ノーワインドアップから、常時130~中盤ぐらいでしょうか?力のあるストレートと、カーブとのコンビネーション。まだ細かいコントロールはなく、ストライクゾーンの枠の中めがけて投げ込んで来るという感じ。しかし牽制がうまく、クィックも1.05秒前後と動きの良さが目立つ。 <長所>  足を引き上げて、軸足一本で立った時のバランスの良さが目を惹きます。グラブは最後まで内に抱えられており、足の甲でも地面をしっかり押し付けられています。体ができてくれば球筋が安定してきて、コントロールもよくなりそうな感じはします。  着地までの足の逃し方はうまく、大型ですが体重移動は悪くありません。そのため球速以上に、打者の手元まで力のあるボールが投げられています。 <課題>  背中を後ろに傾けてまで腕を真上から降り下ろそうとするので、腕の送り出しに無理を感じます。こうなると肩の故障の原因になりかねません。ボールを持っている腕の肩が上がり過ぎて、グラブを抱えている肩が下がりすぎています。  振り下ろした腕が身体に絡んで来ないなど、腕の振りが物足りませんし、球持ちに粘りが感じられません。腕が振れれば打者の空振りも誘えますし、球持ちが良ければ打者の打ち損じも誘えます。
更新日時:2015.11.29

将来に向けて

 まだまだ素材に頼ってプレーをしている感じで、勝てる投球には課題があります。これからどんどんチームの中でも存在感が高まり、背負ってゆくものも大きくなるでしょう。1つ1つの技術と身体を鍛えて、全国を視野に入れて精進してもらいたいものです。ぜひ最終学年には、ドラフト候補と呼ばれる存在にまで昇りつめて欲しい。
更新日時:2015.11.29

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