選手宣誓を務める高松商の主将は巧打堅守の三塁手 特にハイレベルな打撃に注目
第95回記念選抜高校野球大会(阪神甲子園球場)は18日に開幕する。開会式で選手宣誓を務めるのが、
高松商(香川)主将の
横井 亮太内野手(3年)。前チームからレギュラーで、下位打線ながら、ミート力が高い打者として存在感を示していた。
三塁手の横井は、堅実な守備を見せる。投手からすれば、安心できる存在だ。打者としては小柄ではあるが、打撃の形がしっかりとしている。スクエアスタンスで構え、グリップは肩の位置に置いて背筋を伸ばして構える。投手の足が降りたところから始動を仕掛けていき、すり足気味にタイミングをとって、インサイドアウトで振り抜く打撃を得意とする。打てるポイントが広く、常にヘッドが下がらず、インサイドアウトで的確に球を捉えることができるのが魅力だ。
選手宣誓に注目が集まるが、選手としても攻守ともにレベルが高く、グラウンドのプレーでも快打を期待したい。
更新日時:2023.03.17