熊谷 陽輝選手 (北海)

熊谷 陽輝

球歴:北海

都道府県:北海道

ポジション:内野手, 投手

投打:右 / 右

身長:183 cm

体重:97 kg

学年:卒業

超高校級の体格を持つ二刀流、北海の背番号1は投打の柱

 投打にわたり、将来楽しみな選手が北海道にいる。今秋、惜しくもクラーク記念国際に決勝で敗れた北海の背番号1、熊谷 陽輝投手(2年)は、投打にわたるチームの中心選手。183センチ、97キロと、かなりがっちりとした体格で、見た目では高校生と思えないほど、体が仕上がっている印象がある。  投手としては最速143キロを誇る。セットポジションからゆったりとしたフォームで、小さめのテークバックから、切れのある直球と変化球を制球良く投げる。広島で活躍した今村猛投手のように、無駄な力みもなく、リリースポイントにすべての力を注ぎ込むようなフォームだ。  秋の北海道大会決勝、クラーク記念国際相手に延長10回3失点完投負けも自責は0。全道大会4試合登板で通算防御率も0.61と誇れる数字を残した。1年の昨年夏は背番号13でベンチ入りを果たすも甲子園の舞台には立てなかっただけに、来年こそは聖地デビューを見てみたいものだ。  打者としても非凡さを持つ。秋の北海道大会決勝では、0対0で迎えた7回に左翼ポール際の芝生席へ先制ソロを放った。クラーク記念国際のエース、新岡 歩輝投手(2年)のスライダーをうまくためて振り抜くと、弾丸ライナーでフェンスを越えた。第1打席では外角よりの直球をフルスイング。フェンスを越えようかという当たりが右中間を深々と破る二塁打となった。左右に長打が打てるセンスもある。昨年秋のクラーク記念国際戦でも本塁打を放つなど、実績は十分だ。  1年秋から背番号1を背負う。21年ドラフト3位でソフトバンクに入団した木村 大成投手から引き継いだエース番号の重みを感じ、この冬での更なる成長を図る。
更新日時:2022.12.14

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