吉田 優飛選手 (静岡)

吉田 優飛

球歴:静岡

都道府県:静岡

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:186.0 cm

体重:79.0 kg

学年:卒業

日本体育大進学の静岡の二刀流。外野手登録も納得のポテンシャルに注目


 日本体育大進学が決まった吉田 優飛外野手(静岡)は、高校時代は186センチの長身から140キロ後半の速球を投げ込む投手として注目されたが、日本体育大では外野手登録となった。二刀流の可能性もあるが、日本体育大の投手合格者の多さと、今年1月の取材時で見せた野手としてのパフォーマンスを見ると、野手としての今後の成長に大きな可能性を秘めていると感じている。  まず、投手として140キロ後半を計測した強肩を持っている。野手でのホーム返球も、大学でも十分に勝負できるレベルにある。  打撃練習でも、木製バットでもヘッドが下がらず、レベルスイングで球を捉え、鋭い打球を飛ばしていた。まだミスショットはあるが、高校3年生としては悪くない。体格にも恵まれ、長距離打者としての素質も秘めている。  静岡高校はアップの際、アジリティメニューを多くこなすが、他の選手と比べても体のキレ、バネの強さ、ストライドの強さが圧倒的に違う。プレーや、身のこなし、スケールの大きさは、間違いなくドラフト候補級の逸材だったといえる。それでも大学進学を選んだのはNPBで活躍できるための技術的な土台をこの4年間で築くためだろう。  これから打者としての打撃技術や対応力のレベルアップなど課題はたくさんあるだろう。ただ、日本体育大ではなかなかいない強肩の大型野手タイプ。しかも投手では140キロ後半を投げる強肩となれば、二刀流としての可能性も十分ある。  吉田を大きく伸ばすことができれば、近年の日本体育大にはないスケールの大きな野球ができる可能性はある。その時、首都リーグを大きく盛り上げる存在となるはずだ。
更新日時:2023.02.13

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