太田 舷暉選手 (米子東)
短評
鳥取大会で5本塁打を放ったスラッガー。技術的にも完成されていて、肉体的にも素晴らしく、すぐに吉田正尚タイプだと直感した選手だ。 スクエアスタンスで構え、グリップを肩の位置において、バットを引き気味に構えている。小さなステップから踏み込んで打ちにいき、トップに入った時もしっかりと形が決まっており、後ろにひきすぎない形だ。実に合理的なスイング軌道で遠くへ運ぶ。素晴らしいのは軸のブレが小さく、カウントをとりにいった変化球に対しても、見事に打ち返すことができている。 技術的はドラフト候補の雰囲気を持っている。打撃以外で野球選手として必要な能力を身につけることがプロ野球選手になる条件ではないだろうか。
更新日時:2021.08.10