帝京(東京)には毎年、好投手が出てくるが、高卒プロが狙える好投手が現れた。それが142キロ右腕の
高橋 蒼人投手だ。
埼玉SPヤング時代から好投手として注目され、1年夏から登板を経験。1年秋の公式戦で最速142キロをマークした。冬場のトレーニングの結果、178センチ、81キロと、入学から体重8キロ増量に成功した。
高卒プロを狙っており、同世代の投手に対しても対抗心を燃やす。それを目指せる投手であることは投球練習を見れば明らかだ。無駄のない完成度の高い投球フォームから繰り出すバックスピンがかかった直球は絶品。何より機能的なトレーニングを見ても柔軟性は際立っている。
更新日時:2022.02.28
短評
試合レポートから抜粋
帝京の先発は期待の1年生・
高橋 蒼人。埼玉SPヤングでプレーしていた右の好投手で、ゆったりとした体重移動から鋭く腕を振っていく。常時130キロ~135キロ前後(最速136キロ)の直球は勢いがあり、120キロ前後のスライダーの切れも良い。ベンチ入りした投手陣の中でも最も勢いがあった。
中学3年時、全国的な強豪校でプレーすることは考えておらず、ヤングの試合で好投をしている時に各強豪校の関係者に目が留まったという。高橋からすれば驚きの誘いだったが、タテジマを着る
帝京に憧れ、進学を決意。越ヶ谷にある自宅から板橋にある高校まで通っている。
更新日時:2022.02.20