榎谷 礼央選手 (山梨学院)

榎谷 礼央

球歴:山梨学院

都道府県:山梨

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:178.0 cm

体重:74.0 kg

学年:卒業

短評

レポートより抜粋>  7回を被安打5本、奪三振6、そして与四死球なし。最速143キロに注目しがちだが、制球力の高さも持ち合わせていることを証明した。  この結果の裏側には、130キロ前半を計測するカットボールが功を奏した。白鴎大足利の各打者に対して、カットボールを使ってゴロを打たせた。低めに決まれば空振りを奪えた。ストレートに対して球速差5~10キロしかないため、対戦する各打者にとっては違いを感じにくく、打たされたという感覚があったのではないだろうか。  元々、榎谷の持ち球の1つではあったが、縦振りのフォームへ改善できたことで、カットボールも改善されたという。 「前のカットボールは、ストレートに近い感覚で投げることで、少し横に曲がっていましたが、金属バットなので芯を外しきれていませんでした。しかし、縦振りに身体を使えるようになったことで、縦にボールを切るように投げる感覚が出てきて、変化量を多くすることができました」  今大会前、山梨学院・吉田監督は、長崎・清峰監督時代にコンビを組んでいた大崎・清水監督のところへ部長を送り、ピッチャー指導のノウハウを吸収させたという。それで榎谷のフォームが改善されて、ボールの質も改善された。それは吉田監督の目にも、「スピードが140キロを超えるようになり、見違えるように成長した」とすぐわかるほど改善ぶりだった。
更新日時:2021.11.02

短評

レポートより抜粋>  榎谷の下半身主導の動きからコンパクトなテークバックで投げ込むフォームは安定感があり、しっかりと力を入れられるフォームだ。県大会が終わって、横振りになる癖を解消するドリルを行い、縦振りで投げられるフォームに改良したという。  ストレートは常時135キロ〜140キロ(最速143キロ)。3回のリリーフでは全力投球をしていたが、4回以降はコントロール重視の投球を心がけた。それでも140キロが出るのだから、このスピード能力は2年秋にしてはトップクラス。140キロ〜143キロの速球を連発して出せるようになると、楽しみだ。さらに縦横のスライダーの切れ味もよく、関東屈指の好投手だ。
更新日時:2021.11.01

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