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沢山 優介

沢山 優介(掛川西)

都道府県:
高校:
学年:
2022 年卒
ポジション:
投手
投打:
左/左
身長:
185 cm
体重:
84 kg
データ最終更新日:2021年5月19日




 2021年度の高校生左腕で、もしプロ志望届を出していれば指名はあったかもしれないと思わせる投手がいる。それが掛川西(静岡)の沢山 優介投手だ。

 昨春の東海大会で3試合14.1回を投げて、15奪三振、防御率0.00と完璧な投球を見せていた。改めて映像を振り返っても、本当にハイレベルな投手だといえる。公式戦デビューが待ち遠しい沢山について詳しく紹介をしていきたい。

(投球内容)
 沢山の投球で特徴的なのは直球に角度があることだ。長い腕を生かして真っ向から振り下ろすため、打者からは打ちにくく感じるのではないだろうか。昨年6月、掛川西を訪問した時、投球練習やキャッチボールする姿を見たが、リリースに入るまで、左腕が全く見えず、急に腕が出てくる感覚があった。フォーム技術の高さがうかがえる。

 それに加え、スライダー、カーブも打者の手元で鋭く落ち、自在にストライクが取れるため、投球の組み立ても上手い。185センチの長身で、打ちにくいフォーム。さらに直球の最速は145キロに達し、なおかつ投球の組み立てもうまい。

 プロ側の評価も高くて当然であり、ハイレベルな社会人野球でプレーできる投手だといえる。

(投球フォーム)
 投球フォームを見ると、185センチの長身でありながら、非常にバランスの良さが目につく。セットポジションから始動し、右足を高く上げながらも左足の膝を投げてバランスよく立つことができる。そこから右足を一塁方向へ伸ばしていきながら、重心を下げて、着地を行う。着地する動作に注目すると、軸足の乗せ方がうまく、滑らかに体重移動ができている。

 テークバックの動きを見ると、コンパクトで、余計な反動を使うことなく、トップを作る。トップに入った時の動作を見ると、しっかりと胸を張った形となっており、非常に良い。そこから振り下ろすようにしてフィニッシュに入る。

 非常にバランスがよく、まさに好投手というべき投球フォームだ。

(まとめ)
 直球の球速、変化球の精度、制球力、投球フォームの安定感、マウンド上での落ち着きはまさに一級品。卒業後はヤマハに進むが、社会人3年でドラフト上位候補を十分に狙える素質を持った逸材だ。昨年ドラフト、巨人2位の山田 龍聖投手(高岡商ーJR東日本)と比較しても投球の安定感は上回っている。これからさらに球速を高め、1つ1つの変化球の精度をレベルアップすれば、1年目から公式戦デビューは十分にありえる。

 どんな進化を見せてくれるか楽しみな逸材だ。

情報提供・文:2022.02.03  河嶋 宗一
  • 2022 年 2 月
  • 2021 年 5 月

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