黒岩 光崇選手 (東農大二)

黒岩 光崇

球歴:東農大二

都道府県:群馬

ポジション:投手

投打:左 / 左

学年:卒業

レポートより抜粋>  一方、敗れた東農大二。健大高崎打線を封じた先発・黒岩 光崇の投球に注目が集まったが、結果は6回10失点の悔しい結果だった。しかし試合を見ていて気づくのは、右と左の打者への投球だ。  打たれた8本のヒットは、右打者6本、左打者2本という内訳。この左打者は9番・大川だけであり、他の左打者は完全に封じ込めた。緩いカーブ、縦のスライダーも良かったが、特にチェンジアップが左打者はタイミングを合わせられず、バットが空を切ることが多く見られた。健大高崎も主軸・小沢 周平などの左打者が、この術中にはまり、打てなかったことが考えられる。  だが、右打者に対しては苦戦を強いられているように感じた。スライダーを軸に、外の出し入れを軸に勝負していた黒岩。左打者であれば、それに加えてチェンジアップを使った配球できていたことを考えると、ピッチングの幅が制限されていたのだ。だから、右打者には6本のヒットを許したのではないだろうか。  ただ、黒岩のピッチングについて柴田は、「変化球の切れが良いので、左打者は見極めができていなかったので、大変だったと思います。実際に自分も高めの真っすぐとカーブは見分けがつけにくかったです」と打席から見た黒岩の凄さを語る。  黒岩はまだ2年生。夏だけではなく、さらに1年間かけて成長することが期待される。2022年の群馬を代表するサウスポーになることを楽しみにしたい。
更新日時:2021.05.18

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