中嶋 太一選手 (桐光学園)

中嶋 太一

球歴:桐光学園

都道府県:神奈川

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:181.0 cm

体重:84.0 kg

ボールスピード:148 km/h

学年:卒業

短評

 今年の春季神奈川県大会から好浮上した大型右腕。関東ではトップクラスという評判があったが、関東大会・関東学園大附戦で見せた投球は前評判通りの投球。桐光学園の右オーバーの本格派ではかつて山室公志郎(元千葉ロッテ)という大型右腕がプロに在籍していたが、ポテンシャルとしては山室以来の大器だといえる。そんな関東学園大附の投球を振り返りつつ、今後の展望を紹介していきたい。 試合レポートから抜粋  桐光学園は6回裏からエースでプロ注目右腕の中嶋 太一を送り出した。183センチう83キロと恵まれた体格をした中嶋はセットポジションから勢いよく足を上げていきながら、歩幅を広くとって、内回りのテークバックから真っ向から振り下ろすオーバーハンド。日大三戦で自己最速の148キロをマークした。  ストレートは手元のスピードガンで常時138キロ〜143キロ(最速146キロ)を計測。捕手のミットに突き刺すようなストレートは威力抜群で、この試合はストレート23球を計測して、18球が140キロ超えで平均球速は141.17キロと全国的に見てもトップクラスの数字を叩き出した。  また130キロ前半のスプリットを効果的に使い、4回無失点の快投。日大三戦では7失点を喫してしまったが、中1日の間で左手の使い方を見直した。野呂監督はリリースポイントの位置をチェックしているというが、その野呂監督も「今日は初めて安心してみていられた」と語るぐらいの安定感があった。県大会から継続的に見てきたスカウトたちからしても、一番良い出来だったという。  桐光学園は近年で高卒プロ入りしたのが松井 裕樹(東北楽天)が最後だが、マインド的にも、ポテンシャルの高さを含めて、プロ向きの印象を受ける。一歩ずつ積み上げることを期待したい投手だ。  桐光学園は6回裏からエースでプロ注目右腕の中嶋 太一を送り出した。183センチう83キロと恵まれた体格をした中嶋はセットポジションから勢いよく足を上げていきながら、歩幅を広くとって、内回りのテークバックから真っ向から振り下ろすオーバーハンド。日大三戦で自己最速の148キロをマークした。  ストレートは手元のスピードガンで常時138キロ〜143キロ(最速146キロ)を計測。捕手のミットに突き刺すようなストレートは威力抜群で、この試合はストレート23球を計測して、18球が140キロ超えで平均球速は141.17キロと全国的に見てもトップクラスの数字を叩き出した。  また130キロ前半のスプリットを効果的に使い、4回無失点の快投。日大三戦では7失点を喫してしまったが、中1日の間で左手の使い方を見直した。野呂監督はリリースポイントの位置をチェックしているというが、その野呂監督も「今日は初めて安心してみていられた」と語るぐらいの安定感があった。県大会から継続的に見てきたスカウトたちからしても、一番良い出来だったという。  桐光学園は近年で高卒プロ入りしたのが松井 裕樹(東北楽天)が最後だが、マインド的にも、ポテンシャルの高さを含めて、プロ向きの印象を受ける。一歩ずつ積み上げることを期待したい投手だ。
更新日時:2021.05.21

将来の可能性

 この試合ではスプリットのみで、わずかながらも鋭い変化を見せていた。荒っぽさはあり、試合内容によっては波があるものの、平均球速の高さ、ポテンシャルの高さ、あらっぽいように見えて、動画で探求を怠らない姿勢を見せたりと、プロ向きのメンタリティはネット裏から見ると感じられるのだ。
 
 ぜひ夏までクオリティが高い投球を見せ続け、ぜひ高卒プロでも行けるかも!と思わせる評価を得てほしい。
更新日時:2021.05.21

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